検診
ある日、突然、区役所から手紙が来て、今回あなたに無料の検診を
受けさせてあげよう。と、いう、ありがたいお誘いが舞い込んできた。
なんだ?新手の詐欺か?
来た人間に悪い診断をして、高い薬や、つぼを売りつけるやつか?
いや区役所がそんな下らないことしてもしょうがないだろう。
しかし検診のため「血」を採るという。
やはり行ったら血をドバーってとる、「献血」の詐欺か?
まあ、なんでもいい、最近体の調子がいいのか悪のか判断つかなくて
悩んでいたんだ。
これは老化のせいか、運動不足のせいか、はたまた悪い病気に犯されたせいか
まあ、いままでこんな検診の手紙をもらったことはなかったので
話の種に行ってみることにする。
(まあ無料というのに引かれていくだけだけどね)
行ったのは、自分が中学のときに行った病院。
懐かしいなと思っていたが、もう昔の面影はまったくなく、
様変わりしていた。
なんか妙に狭っくるしい。
まあ、自分が大きくなったのか、内装が変わったのか、変な感じだ。
検診をしてみると
まず身長、体重、尿採取をすまし、
先生の診断。
すると先生が、「メタボ検診ね」とあっさりいう。
そこで全ての謎が解けた。噂になっていたあれか。
そうかこれはメタボの検診なのか、
前から、そういうものがされるとと言っていたが、これがそうか
なんと自分は「メタボ」の検診にまんまと吸い寄せられていたのでした。
でも、自分はメタボではなにので、そんなのどうでもいいんです。
血圧、心電図、レントゲン、採血検査、
もう何年もそれらをやったことがなく、しばらく調べて無かったなかったので、
こういう機会が巡らないと確かめない。
なんかすべてが懐かしいというか、新鮮というか、わくわくします。
そしてその時、驚いたのがこれ。
採血をしてその注射器を、各サンプル用のアンプルに刺すと
採血された血が、容器が真空にされているので、勝手に中にたまっていく。
血が勝手に容器に入っていくです。
そうかそうだよな。考えてみれば誰もが求めるもの。
でも俺は、初めて知りました。
今では当たり前なのかも知れませんが、初めて知ったので驚きです。
そして、抜いて次へ
すると次も必要な検査別に血を取り分けて、その度に血が勝手に入っていく。
素晴らしいです。
と、喜んでいたら
こんなの何十年も前からそうよ。って看護婦さんに笑われました。
そうか俺が知らなかっただけなのか。
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